がんに対する点滴療法
茨城県で当院だけやっているがんに対する点滴療法について今日は説明いたします。
現在の医学的エビデンスでは、
👉 点滴療法単独でがんを治癒させる治療は確立していません。
ただし、
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標準治療(手術・抗がん剤・放射線)を補完
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QOL(生活の質)向上
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副作用軽減・体調維持
という目的で用いられる点滴療法は存在します。
がん領域で用いられる主な点滴療法
① 高濃度ビタミンC点滴療法(IVC)
目的
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抗酸化/一部では酸化ストレスによるがん細胞障害
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抗がん剤副作用(倦怠感・食欲低下など)の軽減
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免疫サポート
現状の評価
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標準治療の代替にはならない
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併用補助療法としては一定の研究あり
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米国NCCNでは「補完療法」として位置づけ
注意点
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G6PD欠損の除外必須
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腎機能評価が必要
② マイヤーズカクテル/免疫サポート点滴
(ビタミンB群・C・Mgなど)
目的
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全身倦怠感改善
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食欲・睡眠・自律神経の安定
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抗がん治療中の体力維持
👉 「がんそのもの」ではなく「患者さんを支える」治療
③ グルタチオン点滴
目的
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抗がん剤・放射線後の肝機能保護
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神経障害・倦怠感の軽減
④ αリポ酸点滴
目的
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ミトコンドリア機能サポート
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がん治療後の慢性疲労対策
理解していただきたいこと。
✔ 治癒目的ではありません
✔ 標準治療の中止を勧めません
✔ エビデンスの限界
✔ 自由診療であること
循環器・SASクリニックとの相性(重要視点)
私の領域的には👇が強いです。
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がん治療後の
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心機能低下
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倦怠感・息切れ
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睡眠障害・SAS悪化
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👉
「がん治療後の体調再建・心肺サポート点滴」
「がん治療そのものではなく、
治療を受ける体を支え、
生活の質を保つための補助療法です」
