インフルエンザ
現在流行しているインフルエンザはB型です。A型もB型も基本的治療は共通しており、オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル(リレンザ)、ラニナミビル(イナビル)、バロキサビル(ゾフルーザ)といった服用選択肢があります。
これまで国内外ではオセルタミビルが標準的に推奨されてきましたが、現在は諸条件に応じて他の薬剤も推奨されるようになっています。特にB型については、関連学会におけるバロキサビルの推奨度が以前よりも高まりました。バロキサビルを強く推奨する学会もあり、1回の服用で治療が完遂する利便性も相まって、今シーズンは特に選ばれやすい傾向にあるようです。
結論として、どのインフルエンザ治療薬も有効で、「症状の改善を約半日から1日程度早める効果がある」という理解で差し支えありません。現在流行しているB型については、関連学会や米国疾病予防管理センター(CDC)などでバロキサビル(ゾフルーザ)が一定の評価を得ています。
ただ、B型は症状が穏やかなケースもあるので、全身状態が良ければ、あえてインフルエンザ治療薬を使用しなくてもよいと考えます。
