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エアコンを使い始める時期の睡眠対策 ~快適な睡眠で夏を元気に過ごしましょう~

[2026.06.11]

 

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暑くなり始めるこの時期、「エアコンをつけた方がいいの?」「つけると体に悪いのでは?」という質問をよくいただきます。

実は、暑さを我慢して眠る方が睡眠の質が低下し、健康に悪影響を及ぼすことが分かっています。

特に高血圧、心不全、不整脈、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方は、上手にエアコンを活用することが大切です。


なぜ暑いと眠れないの?

人は眠るときに体温を下げることで深い睡眠に入ります。

しかし室温が高いと体温が十分に下がらず、

  • 寝つきが悪い
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 熟睡感がない
  • 朝からだるい

といった症状が起こります。

特に気温25℃以上の熱帯夜では睡眠の質が大きく低下します。


エアコンは朝までつけっぱなしが正解?

以前は

「タイマーで切った方が良い」

と言われていましたが、現在は一晩中つけておく方が推奨されています。

タイマーで切れると、

  • 室温上昇
  • 発汗
  • 覚醒反応
  • 心拍数上昇

が起こりやすくなります。

特に高齢者は暑さに気づきにくく、熱中症の危険があります。


おすすめの設定温度

室温

25~28℃

湿度

50~60%

風向き

直接体に当てない

風量

自動運転がおすすめ

設定温度よりも実際の室温が重要です。

温湿度計を置くと管理しやすくなります。


SAS(睡眠時無呼吸症候群)の方は要注意

SAS患者さんは睡眠の質が低下すると

  • 日中の眠気
  • 集中力低下
  • 血圧上昇
  • 心血管イベントリスク増加

につながります。

また暑さで寝苦しくなるとCPAPの装着時間が短くなりやすく、

治療効果が低下してしまいます。

CPAP使用中の方へのアドバイス

✅ 室温26~27℃程度に保つ

✅ 加湿器設定を季節に合わせて調整する

✅ マスク内の結露があれば加湿設定を下げる

✅ 起床時の乾燥が強ければ加湿設定を上げる


心臓病の方は熱中症に注意

心不全や高血圧の患者さんでは、

  • 利尿薬
  • 血圧の薬

を使用していることが多く、脱水になりやすい傾向があります。

夜間の発汗による脱水は

  • 血圧低下
  • めまい
  • 腎機能悪化
  • 心不全増悪

の原因になることがあります。

暑さを我慢せず、適切な室温管理を心掛けましょう。


快眠のための5つのポイント

① エアコンは朝までつけっぱなし

② 室温25~28℃を維持

③ 湿度50~60%を保つ

④ 風を直接体に当てない

⑤ 就寝前にコップ1杯程度の水分補給


院長からひとこと

「エアコンを使うと体に悪い」というイメージを持つ方もいますが、実際には暑さを我慢する方が健康への影響は大きくなります。

特に睡眠時無呼吸症候群(SAS)、高血圧、心不全の患者さんは、快適な睡眠環境を整えることも大切な治療の一つです。

今年の夏も、上手にエアコンを活用して質の良い睡眠を確保しましょう。

国際ハートスリープクリニックつくば
睡眠時無呼吸症候群(SAS)・CPAP治療・循環器内科・心不全外来・高血圧外来・不整脈外来・下肢静脈瘤治療・アンチエイジング外来。

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