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中性脂肪、コレステロール値

[2026.05.28]

「中性脂肪(トリグリセリド)」は食後にかなり上昇します。一方で、「LDLコレステロール」や「総コレステロール」は食後の影響は比較的小さいです。

整理すると以下のようになります。

項目 食後の変化 特徴
中性脂肪(TG) 大きく上昇 食後2〜4時間でピークになることも
LDLコレステロール やや低下〜ほぼ不変 数値変動は小さい
HDLコレステロール ほぼ変化なし 食事の影響は軽微
総コレステロール 軽度変動 大きくは変わらない

特に脂っこい食事や糖質の多い食事では、中性脂肪はかなり上がります。

例えば:

  • ラーメン+チャーハン
  • 焼肉
  • アルコール
  • ケーキやジュース

などの後では、中性脂肪が100〜200以上上昇することも珍しくありません。

最近は「非空腹時採血(随時採血)」でもある程度評価可能という流れになっていますが、以下の場合は空腹採血が望ましいです。

  • 中性脂肪が高い患者
  • 脂質異常症の精密評価
  • 薬剤調整前
  • 急に数値が悪化した場合
  • 家族性高コレステロール血症疑い

一般的には:

  • 食後10時間前後絶食
  • 水はOK
  • アルコールは前日控える

の条件で測定すると、最も正確です。

また、食後高脂血症そのものが動脈硬化リスクと関係するとも言われています。つまり「空腹時だけ正常でも、食後に大きく跳ね上がるタイプ」は、将来的な冠動脈疾患リスクの一因になる可能性があります。

 

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