今、話題のハンタウイルスとは?
[2026.05.13]

ハンタウイルスは、主にネズミなどのげっ歯類が持つウイルスによって起こる感染症です。人には、感染した動物の尿・唾液・糞などが乾燥して空気中に舞い、それを吸い込むことで感染することがあります。
代表的な病気には2種類あります。
- 腎症候性出血熱(HFRS)
発熱、頭痛、腎機能障害、出血傾向などを起こします。主にアジアやヨーロッパで報告されています。 - ハンタウイルス肺症候群(HPS)
急激な呼吸不全を起こす重い肺炎型で、主に北米で知られています。
初期症状は、
- 発熱
- 筋肉痛
- 倦怠感
- 頭痛
など、インフルエンザに似ていますが、重症化すると呼吸障害や腎不全につながることがあります。
現在、人から人への感染は非常に限定的とされ、多くは野生げっ歯類との接触が原因です。そのため、
- ネズミの多い場所の換気
- 糞や巣の清掃時のマスク着用
- 食品管理
などが予防として重要です。
最近では、海外での散発的な感染報告や研究動向から再び注目されることがありますが、一般生活で過度に心配する必要はないとされています。
