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心臓病の予防

[2026.02.01]
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① 心臓病は「突然起こる病気」ではない

多くの方が
「ある日突然、心筋梗塞や心不全になった」
と思っています。

でも循環器医の目で見ると、何年も前からサインは出ていることがほとんどです。

  • 高血圧を放置

  • 健康診断の「境界型」を放置

  • いびき・日中の眠気を軽視

  • 動悸や息切れを「年のせい」にする

👉 心臓は静かに、確実に、壊れていく臓器です。


② 本当に怖いのは「症状がないこと」

循環器疾患の最大の落とし穴はこれです。

  • 高血圧:ほぼ無症状

  • 動脈硬化:気づかない

  • 心肥大:自覚なし

  • 睡眠時無呼吸:本人は寝ているだけ

症状が出た時は、もう“結果”が出た後

循環器医が怖いのは
「苦しそうな患者さん」より
「何も症状がないと言う患者さん」です。


③ 心臓と睡眠は、想像以上につながっている

これはぜひ強く伝えたいポイントです。

  • 睡眠時無呼吸 → 夜間の低酸素

  • 低酸素 → 交感神経亢進

  • 交感神経亢進 → 高血圧・不整脈

  • 結果 → 心不全・脳卒中・突然死

CPAPは“いびき治療”ではありません。
心臓を守る治療です。

循環器の立場から見ると、
SAS治療は「二次予防」ではなく一次予防です。


④ 「薬を出すだけ」では心臓は守れない

薬はとても大事です。
でも、それだけでは足りません。

  • 生活リズム

  • 睡眠の質

  • ストレス

  • 呼吸

  • 運動と体重

心臓は24時間の生き方の結果です。

だから循環器医は
「血圧の数字」だけでなく
その人の生活全体を見ています。


⑤ だから私は、予防を本気でやりたい

救急で命を救うのも循環器医の仕事。
でも本当は、

  • 心筋梗塞を起こさせない

  • 心不全に進ませない

  • CPAPが必要になる前に気づく

「発症させない医療」こそが、最も価値のある循環器医療だと思っています。

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