狭心症とは?胸の痛みは「心臓からの警告」かもしれません
胸が苦しい…それは狭心症かも
「胸が締めつけられる感じがする」
「階段を上ると胸が苦しい」
このような症状がある場合、**狭心症(きょうしんしょう)**という心臓の病気の可能性があります。
狭心症とは、
心臓の血管(冠動脈)が狭くなり、心臓の筋肉が一時的に酸素不足になる状態です。
心臓は24時間休まず動くポンプなので、多くの酸素を必要としています。
しかし血管が狭くなると血液が十分に流れず、胸の痛みが起こります。
狭心症の主な症状
狭心症では次のような症状がみられます。
代表的な症状
・胸が締めつけられる
・胸が重い感じがする
・胸が焼けるように痛む
・左肩や腕、あごに広がる痛み
・息苦しさ
特徴的なのは
👉 数分で症状がおさまることが多い
という点です。
例えば
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階段を上る
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急いで歩く
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寒い日に外へ出る
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強いストレスを感じる
このようなときに起こり、休むと楽になることが多いです。
狭心症の原因
狭心症の多くの原因は 動脈硬化です。
動脈硬化とは
血管の内側にコレステロールがたまり、血管が硬く狭くなる状態です。
次のような生活習慣がリスクになります。
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高血圧
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糖尿病
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高コレステロール
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喫煙
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肥満
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ストレス
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睡眠不足
最近注目されているのが
睡眠時無呼吸症候群(いびきの病気)
です。
睡眠中に呼吸が止まることで
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血圧上昇
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動脈硬化
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心臓病リスク
が高くなることが知られています。
放置すると危険な理由
狭心症は一時的な症状で済む場合もありますが、
放置すると危険です。
血管が完全に詰まると
👉 心筋梗塞
という命に関わる病気になることがあります。
心筋梗塞では
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強い胸の痛み
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長時間続く胸痛
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冷や汗
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呼吸困難
などが起こります。
つまり狭心症は
「心筋梗塞の前触れ」
である可能性があります。
狭心症の検査
主な検査
・心電図
・運動負荷心電図
・心エコー
・冠動脈CT
・心臓カテーテル検査
症状やリスクによって適切な検査を選びます。
狭心症の治療
狭心症の治療は主に3つです。
薬による治療
血管を広げる薬や心臓の負担を減らす薬を使います。
カテーテル治療
狭くなった血管を
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風船(バルーン)で広げる
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ステント(金属の筒)を入れる
ことで血流を改善します。
生活習慣の改善
とても重要です。
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禁煙
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食生活改善
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適度な運動
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体重管理
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良い睡眠
まとめ
狭心症とは
心臓の血管が狭くなり、心臓が酸素不足になる病気です。
次の症状がある場合は注意してください。
・歩くと胸が苦しい
・胸が締めつけられる
・数分で治る胸痛
これらは心臓からのサインかもしれません。
早めに医療機関で相談することが大切です。
