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麻疹(はしか)

[2025.04.29]

先日つくば市における麻疹(はしか)の発生に関する公的な報告がされました。麻疹は感染力が非常に強く、海外からの持ち込みによって局地的な感染が発生する可能性があります。特に、海外旅行から帰国した人や、ワクチン未接種の人が多い地域では注意が必要です。

麻疹の症状と治療について

麻疹はウイルス性の感染症で、主な症状には以下が含まれます:

  • 高熱(38.5℃以上)

  • 咳、鼻水、結膜炎(目の充血)

  • 口腔内の白い斑点(コプリック斑)

  • 全身に広がる発疹

麻疹に対する特効薬はありませんが、症状を和らげるための対症療法が行われます。高熱に対してはアセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛薬が使用されることがありますが、使用にあたっては医師の指導を受けてください。また、十分な休養と水分補給が重要です。

つくば市での対応と相談先

つくば市にお住まいの方で、麻疹の症状が疑われる場合や予防接種について相談したい場合は、以下の機関に連絡してください:

  • つくば市保健所

    • 電話:​029-883-1111

    • 住所:​茨城県つくば市研究学園1丁目1-1

また、茨城県内の感染症情報や予防接種に関する情報は、茨城県の公式ウェブサイトでも確認できます。

予防接種について

麻疹の予防には、定期予防接種(MRワクチン)が有効です。特に、1977年4月2日から1990年4月1日生まれの方は、ワクチン接種歴が不十分な可能性があるため、抗体検査や追加接種を検討してください。予防接種については、かかりつけの医療機関や保健所に相談してください。

麻疹は予防可能な感染症ですが、油断は禁物です。特に海外渡航歴のある方や、ワクチン接種歴が不明な方は、医療機関で相談することをおすすめします。また、地域の保健所や医療機関からの情報にも注意を払いましょう。

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