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BNLS アルティメット 脂肪溶解注射

[2025.11.04]

概要(短く)

  • BNLS アルティメットは顔(頬・顎下・フェイスライン等)を中心に使われる脂肪溶解注射で、従来のBNLS系よりデオキシコール酸(deoxycholic acid)を配合し溶解効果を強めた製剤です。メーカーは韓国系で、植物由来成分やL-カルニチン、アーティチョーク、カテキン、CoQ10などを配合するタイプが多く報告されています。

作用機序(臨床で押さえる点)

  • 主成分のデオキシコール酸が脂肪細胞膜を壊して脂肪を減少させる(局所的脂肪溶解)。併せてリンパ循環促進・引き締め効果を謳う製剤が多いです。

適応・期待できる部位

  • 顔(頬、顎下、フェイスライン)、二の腕や身体の局所的な脂肪(クリニックによって対応可否が分かれる)。顔の小顔目的が主流。

標準的な施術プロトコル(クリニックで使える目安)

  • 施術時間:10〜30分。

  • 本数・頻度:クリニック方針で差あり。多くは1回あたり数本(1本=1cc扱いの施設が多い)を数箇所に少量ずつ注入し、1〜2週間に1回〜月1回の間隔で複数回(2〜6回程度で評価)という施設が多い

効果の出方・評価

  • 早ければ注入後数日〜数週間で変化を実感するケースあり。

副作用・リスク(必ず説明すべき事項)

  • よくある:腫脹、内出血、発赤、軽度の疼痛、つっぱり感、熱感、浮腫。通常数日〜2週間で軽快することが多いが、稀に長引く場合やアレルギー反応が出ることがある。デオキシコール酸由来の強い溶解反応では腫脹や疼痛がやや強く出ることがあるため説明をしっかり。

  • まれ:感染、神経障害(注入部位の誤注入で稀に)、皮膚壊死(極めて稀)など。高リスク部位への注入は慎重に。

禁忌(代表的なもの)

  • 妊娠中・授乳婦、重篤なアレルギー既往、注入部位に感染や皮膚疾患がある場合、抗凝固療法を強めに受けている患者(内出血リスク)など。製剤添付文書/輸入元の指示も確認すること。bnls.co.kr+1

施術時の注意・術後指導(患者向け簡潔)

  • 術後:当日から洗顔・メイク可とする施設が多いが、注入部位を強く揉まないこと、激しい運動は24〜48時間控えるように指示。内出血が出た場合は1〜2週間で改善する可能性が高い。症状が長引く・強い疼痛や発熱がある場合は受診を。

 

 

INJECTION AMOUNT脂肪溶解注射の注入量の目安  1本=33,000円

部位 BNLS
アルティメット注射
   
  注入目安    
上まぶた 0.5~1本    
頬骨 2~5本    
ほうれい線 2~5本    
2~5本    
フェイスライン 2~5本    
1~2本    
小鼻 0.5~1本    
口角 2~3本    
アゴ下 2~5本    
ワキ前面 3~5本    
二の腕 3~5本    
脇腹  5~10本    
上腹部  5~10本    
下腹部  5~10本    
太もも内側 5~10本    
太もも外側 5~10本    
太もも裏 5~10本    
ひざ上 3~5本    
ワキ後面 3~5本    
背中上部 応相談    
背中(肩甲骨下) 応相談    
お尻の上 5~10本    
お尻の下 5~10本    
ふくらはぎ 応相談    
足首 応相談

 

 

当院ではBNLS注射の脂肪を溶解する注射を使用しています。

BNLSアルティメット注射

BNLSアルティメット注射

従来のBNLS neoをベースに、脂肪溶解効果が認められた、デオキシコール酸(米国FDA認可)を200倍増量、さらに4種類の有効成分が新たに加わり、脂肪燃焼・脂肪分解を促進します。

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