AGEs③
AGEsが体に溜まるルートには、(1)体内のたんぱく質が糖化して生成される、(2)食事で摂ったAGEsが体内に蓄積するの2通りがあり、体内で作られるAGEs量は「血糖値の高さ×その持続時間」で決まります。血糖値に気を配り、AGEs量の多い食品を控えることが、AGEs対策のポイントです。
食事とAGEsの関係で覚えておきたいのが、食材差はもちろん、調理法によってもAGEs量は異なるということ。AGEsは、高温で長い時間調理するほど増えるのが原則で、同じ鶏肉料理でも、焼き鳥は水炊きの6倍、唐揚げは10倍もの量が発生するとされます。また、最近ではAGEsの生成を減らす食材の研究も進められており、抗糖化作用の強いスルフォラファンが含まれているブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)、青汁の原料として知られているケール、マイタケなどが注目されています。
AGEsと老化については、食事以外の研究も盛んです。昨年(2021年)、昭和大学の山岸昌一教授(医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門)らは、久留米大学医学部との共同研究により、「AGEsが蓄積している人は転んで骨折しやすく、よく笑う人はAGEsの蓄積が抑えられている」ことを発表し話題を集めました。
当院はつくばを中心に心臓、血管、睡眠時無呼吸症候群でお困りの患者様に寄り添ってまいります。
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