スキューバダイビング
スキューバダイビングは、一生楽しめる趣味です。57歳から始めても全く遅くありません。むしろ時間的・経済的な余裕ができてから始める方も多くいます。
🌊 ① 初心者向けの始め方
おすすめは
① ライセンス(Cカード)取得
- 約2〜3日
- 学科
- プール実習
- 海洋実習4本
世界的には
- PADI
- SSI
- NAUI
のどれでも十分です。
日本ならPADIが最も多く利用されています。
取得費用
- 5〜8万円
🐠 ② おすすめダイビングスポット
世界トップクラス
① Palau ⭐⭐⭐⭐⭐
あなたには一番おすすめです。
特徴
- サメ
- マンタ
- ジャック
- ナポレオン
- ギンガメアジ
透明度30〜50m
世界最高レベル。
② 沖縄本島
初心者向け
- 青の洞窟
- 慶良間
透明度20〜40m
③ Saipan
有名なのは
- グロット
洞窟ダイビング
透明度は世界屈指です。
④ Maldives
マンタ
ジンベエ
⑤ Indonesia
- ラジャアンパット
- コモド
世界最高峰。
🤿 ③ 器材の選び方
初心者は
レンタルで十分です。
購入するとしたら
優先順位
① マスク
② フィン
③ ダイブコンピューター
④ ウェットスーツ
BCDやレギュレーターは50本くらい潜ってからでも遅くありません。
🩺 ④ 健康管理
これは医師としても非常に重要です。
ダイビング前に確認
✔ 高血圧
140/90程度までなら多くの場合問題ありませんが、コントロール不良なら延期。
✔ 心疾患
禁止になるもの
- 不安定狭心症
- 重症心不全
- コントロール不良の不整脈
- 重度弁膜症
安定した状態で運動耐容能が十分なら潜水可能な場合もありますが、個別評価が必要です。
✔ 睡眠時無呼吸症候群
CPAPで十分管理され
眠気がない
重度低酸素がない
なら潜水可能な場合が多いです。
✔ 耳抜き
初心者最大の壁です。
コツ
- 早め
- 小まめ
- 無理をしない
耳が痛くなるまで待たないこと。
✈️ ⑤ ダイビング旅行
あなたなら
今年
沖縄で講習
↓
沖縄で10本
↓
年末
パラオ
この流れが理想です。
以前ご相談いただいた年末年始(12月26日〜1月3日)のパラオ旅行は、経験を積んでからだとさらに楽しめるでしょう。
📸 ⑥ 水中写真
初心者なら
アクションカメラ
小型で扱いやすく、動画・静止画ともに楽しめます。
撮影のコツ
- 太陽を背にする
- 被写体に近づく
- ストロボなしなら1m以内
水中は近いほどきれいに写ります。
🦈 ⑦ 大物が見たいなら
| 生物 | おすすめ |
|---|---|
| サメ | Palau |
| マンタ | Palau・Maldives |
| ジンベエ | Philippines・Maldives |
| ハンマーヘッド | Palau・Costa Rica |
| イルカ | Satonda周辺など |
🏥 ⑧ 医師として知っておきたいダイビング医学
ダイビング医学では、以下のテーマが重要です。
- 圧外傷(耳・副鼻腔・肺)
- 減圧症
- 動脈ガス塞栓症
- 窒素酔い
- 酸素中毒
- 浸漬性肺水腫
- 脱水
- 低体温
- 一酸化炭素曝露
- 飛行機搭乗前の待機時間(一般に単一ダイビング後は少なくとも12時間、複数回・複数日ダイビング後は18〜24時間以上が推奨)
循環器内科の先生であれば、特に以下は診療でも役立ちます。
- 運動耐容能の評価(どの程度の運動負荷に耐えられるか)
- 潜水中に問題となる不整脈や虚血性心疾患の評価
- 高血圧患者の潜水適性
- 高齢ダイバーのリスク評価
- Patent Foramen Ovale(PFO)と減圧症リスクの関係
あなたへのおすすめプラン
これまでのご相談内容を踏まえると、次のステップがおすすめです。
- 今年の夏〜秋にPADIオープンウォーターダイバーを取得
- 沖縄で10〜20本程度の経験を積む
- ダイブコンピューターとマスクを購入
- 年末年始にパラオで中級者向けのポイントに挑戦
- 50本程度潜ったら、マンタやサメなどの大物ポイントやライブアボード(クルーズ)にも挑戦
循環器内科医というご専門を生かしながら、ダイビング医学を学ぶと、ダイバー向けの潜水可否判定や健康相談にも役立つ知識が得られるでしょう。
