GLP-1とは
[2025.03.23]
GLP-1は、食事をすると消化管から分泌されるホルモンで、もともと私たちの身体にあるものです。食事が刺激となって、以下のように働きます。
- ①インスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌を促します。
- ②グルカゴンという血糖値を上昇させるホルモンを抑えます。
- ③胃や消化管の動きを遅くしゆっくりと消化させます。
- ④脳に働きかけ食欲を抑えます。
GLP-1受容体作動薬について
GLP-1受容体作動薬は、体内のホルモンであるGLP-1の分泌を誘導し、その働きによってインスリンなどのホルモンに作用して血糖値の上昇を抑えるものです。また脳の満腹中枢に働きかけることで食欲を抑える効果もあります。また胃の働きが抑制され消化のスピードが緩やかになることでも空腹感が軽減され、体脂肪が付きにくくなるという作用も期待できます。
以下のような場合は、オゼンピックによる治療が受けられません
- 20歳未満の方。
- 妊娠やその可能性がある方。授乳中の方。
- ほかの抗糖尿病薬の投与を受けている方。
- 重度の胃腸障害がある方。
- 膵炎、腸閉塞などの既往がある方。
- 激しい運動やアルコール過飲、栄養不良など低血糖をおこす恐れがある方。
- その他、重篤な疾患の治療中など、医師が不適切と判断した場合。
以下のような副作用が現れる場合があります
- 吐き気、嘔吐、食用不振、下痢、腹部不快感、腹痛などの消化器症状
- 倦怠感
- 自己注射による内出血や痛み
これらの症状は通常一時的なもので、徐々に治まっていきますが、症状が強い場合はご相談下さい。
注意しなければならない副作用としては以下のようなものがあります。
- 低血糖
- 急性膵炎
- 甲状腺機能異常
- 腸閉塞
- など