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夏場に注意の薬

[2024.07.13]

尿漏れの薬で失神の恐れも 抗コリン薬のベシケアやトビエースなど神経因性の尿漏れに効くクスリは、夏場に飲むと失神を引き起こしかねません。 暑い屋外と冷房が効いた室内を出入りすると、寒暖差が激しくて自律神経の調節が追いつかなくなり、神経調節性失神を引き起こす高齢者も少なくありません。とくに尿漏れのクスリを飲んでいる患者さんは、脱水が進んで血中の薬剤濃度が高くなると失神しやすくなる傾向があります。 熱中症や失神、転倒など、「夏のクスリ」は飲み方を間違えると恐ろしいリスクを招きます。正しい知識を身に着けることこそ、自分を守ることにつながるのです。

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