横寝のススメ
鼻から肺までの空気の通りを気道といいますが、口を開けて仰向けで寝ると、自然に顎が下がり、重力に従い舌などの柔らかい組織が下がり気道が狭くなります。気道が狭くなると吸った息に乱気流が起こり、それが気道の粘膜を振動させて「イビキ」になります。
しかし仰向けではなく横寝をした場合、口をあけても舌などの柔らかい組織は横にずれるだけで気道が塞がることはありません。
それは、他院での調査結果でも証明されています。(下図)
睡眠外来を受診した2359名の夜間の睡眠中のイビキの回数、低酸素の回数、無呼吸の回数を調査したところ、
〈イビキ〉仰向けで1時間平均110回、横寝・うつ伏せで36回
〈低酸素〉仰向けで18回、横寝・うつ伏せで6.5回
〈無呼吸〉仰向けで14回、横寝・うつ伏せで4回
イビキ、低酸素、無呼吸は、高血圧・不整脈・糖尿病などの体の病気、不眠や昼間の眠気などの睡眠の病気、うつ病や自律神経失調症などの心の病気を引き起こします。
さらに、イビキ、低酸素、無呼吸が酷くなると、質の良い深い睡眠がなくなり、健康・美容に不可欠な「成長ホルモン」の分泌が悪くなります。
イビキ、低酸素、無呼吸でお困りの方は、横寝に適した枕や寝具を選び、横寝習慣を身につけ健康になりましょう。
当院はつくばを中心に心臓、血管、睡眠時無呼吸症候群でお困りの患者様に寄り添ってまいります。
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