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アンチエイジングとは?若さを保つ老化対策&人気の美容医療施術

[2024.08.26]

アンチエイジングとは、老化を抑えることを意味する言葉です。アンチエイジングという言葉を聞いたことはあっても、実際にどのような定義なのか、どのような行動を指すのか知らないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、アンチエイジングの言葉の定義や、方法、人気の治療法などについて詳しく解説します。

アンチエイジングとは?意味や目的

アンチエイジングとは「抗加齢」をあらわす言葉で、加齢によって起こる見た目や体力などの老化を、食い止めるための行動を意味します。

アンチエイジングの目的は、若々しさをできるだけ保つことです。加齢による老化現象をできるだけ抑え、老化現象を抑えたり、遅らせたりするために運動やケアを行います。

見た目の若さを保つことだけがアンチエイジングではありません。病気や怪我などを予防し、健康を維持することも、立派なアンチエイジングといえます。

まずは、エイジングケアとの違いや、何歳からアンチエイジングを始めるべきかについて見ていきましょう。

エイジングケアとの違いって?

アンチエイジングとエイジングケアは、言葉の意味が異なります。

アンチエイジングには「老化に抗う」「老化に対抗する」などの意味があります。加齢による老化を食い止め、若々しくあるために行動するイメージです。

一方でエイジングケアは「老化に応じたケア」という意味を持ちます。老化を受け止め、年齢相応のケアをするというイメージです。

2つの言葉には、老化を受け入れるか抗うかという違いがあります。

2つの言葉は意味が若干異なりますが、スキンケアや化粧品などに「アンチエイジング」と表示されることはほぼありません。

アンチエイジングという言葉は、加齢に伴う症状の改善や予防を意味しています。

そのため、スキンケアや化粧品に用いると医薬品と同様の効果が認められるというイメージを与えてしまうため、薬機法違反にあたります。

その結果、アンチエイジングという言葉は医療広告では基本的に使われず、代わりにエイジングケアという言葉が用いられるケースがほとんどです。

ただし、美容医療に関しては、一部の治療にアンチエイジングの効果が期待できるため、言葉の使用が認められています。

アンチエイジングは何歳から始めるべき?

アンチエイジングは、20代後半から始めるのがおすすめです。

年齢を重ねると、肌の水分量や皮脂の量は徐々に低下していきます。

また、細胞の生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが遅くなるため、肌トラブルが自然治癒するまでに時間がかかるようになるでしょう。

シミやシワなどは、症状に気が付いてからのケアでは時間がかかってしまうこともあります。

しかし、30代、40代からアンチエイジングを始める場合でも、遅すぎるということはありません。

適切なケアを行うことで、老化のスピードを抑えたり、肌トラブルの悪化を防いだりする効果が期待できます。

加齢によって皮膚に起こる変化

人間の皮膚には、加齢によってシワやシミなどの症状が見られます。

加齢によって老化細胞が蓄積したり、皮膚の生理的・形態的な変化が始まったりするため、肌トラブルが見られるようになるのです。

肌には、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分を生成している繊維芽細胞があります。

繊維芽細胞は加齢によって徐々に数が少なくなり、働きが弱くなっていくため、肌に加齢の症状が見えやすくなります。

初期症状はくすみやハリの減少ですが、ケアを行わないとダメージが蓄積してしまい、シミやシワが見られるようになるでしょう。

老化の原因

老化の原因には、主に下記の5つが当てはまります。

  • 酸化
  • 糖化
  • 成長ホルモンの分泌量の減少
  • 長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)の影響
  • 紫外線(肌の光老化)

老化の原因について、下記で詳しく説明します。

酸化

肌の酸化は、老化の原因の1つです。酸化とは、必要以上に取り込んだ酸素が体内で変化し、体の中で炎症を起こす状態です。

人間の身体は呼吸によって酸素を取り込んでいますが、酸素はエネルギーを作り出す過程で「活性酸素」を発生させます。

活性酸素は、病原菌から身体を守ってくれる免疫機能の役割もありますが、増えすぎてしまうと健康な細胞を攻撃し、がんや生活習慣病、老化を引き起こすことがわかっています。

糖化

血糖値が上昇し、タンパク質が糖化することも老化の原因の1つです。

血糖値が急激に上がると、悪玉物質であるAGEが生成され、そのAGEがタンパク質に付着することで糖化します。

AGEは、強い毒性があり、老化促進の元凶として注目されている物質です。

AGEが溜まると老化が進むだけでなく、認知症や動脈硬化などの深刻な病気の発症にも繋がる恐れがあります。

成長ホルモンの分泌量の減少

年齢を重ねると成長ホルモンの分泌量が減少し、老化が進むと考えられています。成長ホルモンが減少すると、以下のような症状があらわれます。

  • コレステロールの増加
  • 心筋梗塞や狭心症のリスクが高まる
  • 糖尿病のリスクが高まる
  • 骨が弱くなる
  • 筋肉量が低下する・疲れやすくなる
  • 肌がカサカサになる

成長ホルモンの分泌量が減ると上記のような現象が起きやすくなるため、良質な睡眠や適度な運動、バランスの取れた食事を意識し、成長ホルモンの分泌の減少を緩やかにすることが大切です。

長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)の影響

サーチュイン遺伝子とは、細菌から哺乳類までさまざまな生き物に備わっている遺伝子で、長寿遺伝子とも呼ばれ老化や寿命にまで深くかかわります。

サーチュイン遺伝子を活性化できれば老化を防げるということはマウスでの実験で実証済みで、活性化するために必要なのは補酵素であるNADだとされます。

ただし、NADは加齢とともに減少するとされ、増やすには運動やカロリー制限、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の摂取が必要です。

つまり、NADの減少をおさえてサーチュイン遺伝子を活性化させれば老化防止や長寿に効果があるという考えですが、ヒトでの研究はまだ途中であることから、今後の研究結果に期待が集まります。

紫外線(肌の光老化)

肌の老化は、紫外線の影響が大きいと考えられています。紫外線による肌の老化は、光老化と呼ばれます。

紫外線の一種である「UV-A」を長く浴びることで肌に活性酸素が生じ、紫外線ダメージが肌に蓄積してシワやシミの原因になってしまうのです。

光老化を防ぐためには、紫外線をできるだけ浴びないようにすることが大切です。外出時には日焼け止めや日傘などの対策を行い、紫外線を浴びすぎないように注意しましょう。

セルフでできるアンチエイジング方法

自分でできるアンチエイジングの方法について、下記で詳しく見ていきましょう。

食生活・食べ方の見直し

アンチエイジングのためには、バランスの取れた食生活を送ることが大切です。特におすすめの食材は以下の通りです。

  • 大豆・大豆食品
  • ナッツ
  • 野菜
  • きのこ
  • 海藻類

上記の食材を毎日の食事でバランスよく食べると、身体の酸化や糖化が抑えられると考えられています。

また、食べる順番も大切です。

白米のように血糖値が高い食材を最初に食べると、血糖値が急上昇してしまいます。

食物繊維の多い野菜→タンパク質のある肉や魚→白米の順で食べると、血糖値の上昇を抑えられるでしょう。

お菓子やジュースなどの糖分も、できるだけ食べないように気をつけてみてください。

規則正しい生活

毎日規則正しい生活を過ごせるように心がけましょう。

良質な睡眠は、アンチエイジングに重要な成長ホルモンの分泌を促します。

成長ホルモンは肌のターンオーバーを促進する働きも期待できるため、深い眠りにつけるように意識して生活することが大切です。

寝る前にストレッチを行ったり、夜はスマートフォンやパソコンなどの画面を見ないなどの対策を行ったりするとよいでしょう。

また、毎日湯船に浸かり、血行を促進させることもアンチエイジングに効果的です。

40度程度のややぬるめのお湯に20分を目安に入浴してみてください。

運動の習慣化

運動を習慣化することで、成長ホルモンや幸せホルモンであるセロトニンの分泌を促すことができます。

また、加齢によって減少しがちな筋肉量を増加・維持できるので、健康的な身体作りにも役立つでしょう。

運動は有酸素運動・軽い筋トレ・ストレッチがおすすめです。

それぞれアンチエイジングに効果的なので、組み合わせて行ってみてください。

UVケアと保湿

若々しい肌を保つためには、スキンケアも重要です。特に以下の3つを意識して行いましょう。

  • 紫外線対策
  • 顔や頭皮のマッサージ
  • 乾燥対策

紫外線は光老化を起こすため、シミやシワの原因になります。夏以外でも紫外線は降り注いでいるので、1年中ケアが必要です。

顔や頭皮のマッサージは、血流を促すのに効果的です。血流をよくすることで老廃物が流れやすくなり、くすみやたるみなどが起こりにくくなるでしょう。

また、乾燥対策も大切です。

乾燥した肌はバリア機能が弱まり、外部からの刺激に弱くなります。肌の保湿はもちろん、部屋の湿度を60〜65%に保つことも意識してみてください。

口腔環境の維持

口腔環境が悪いと、食べられる食品の種類や形状が限定され、低栄養状態になるリスクがあります。

さらに、歯周病は糖尿病や心臓病との関係が重要視されていて、全身の健康状態に大きく影響する可能性が否定できません。

虫歯や歯周病を放っておくと歯を失うリスクもあり、歯が抜けることによって口元にシワがより、見た目にも変化が起こりやすくなります。

ストレス対策

細胞の老化には、ストレスも関係します。

メンタルの悪化によるストレスが蓄積すると、コルチゾールと呼ばれるホルモンの量が増え、体内で炎症を起こし肌や臓器を攻撃します。

その結果、全身機能が低下し、老化だけでなく高血糖や肥満などのリスクが高まるのです。

アンチエイジングで人気の美容点滴・美容注射

アンチエイジングには、バランスの取れた食生活や充分な睡眠が大切です。

しかし、それだけでは見た目に大きな変化を感じられないという人もいるでしょう。

よりアンチエイジングに効果のある方法を試したい方には、美容点滴や美容注射がおすすめです。

ここでは、当院で行っているおすすめのアンチエイジング治療について紹介します。

美肌アンチエイジング注射

美肌アンチエイジング注射は、アンチエイジングに効果が期待できる成分を注射で体内に注入する治療です。

配合成分は、ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6です。

抗酸化作用やエネルギー産生を亢進を促す効果が期待でき、肌のツヤ・ハリを保つための治療に使われます。

アンチエイジングにはビタミンが効果的ですが、ビタミンは口から投与しても体内に吸収される量はごくわずかなため、細胞にまで届くのは難しいと考えられています。

注射でビタミンを血管内に直接届けることにより、栄養素を行き渡らせる効果が期待できるでしょう。

白玉注射

白玉注射は、抗酸化作用やメラニン生成抑制効果が期待できるグルタチオンが主成分の注射です。

グルタチオンは肌だけでなく、心臓や肝臓、目などを酸化から守ってくれる効果も期待できるといわれています。

白玉注射を行うことにより、紫外線や糖化によってくすんだ肌のトーンアップ効果が期待できるでしょう。

プラセンタ注射

プラセンタ注射は、胎盤から抽出したエキスであるプラセンタを注入する治療法です。

新陳代謝を活発化し、アンチエイジングや免疫力、疲労回復などの効果が期待できます。

高濃度ビタミンC点滴

高濃度ビタミンC点滴は、濃度の高いビタミンCを体内に注入する治療法です。

ビタミンCによって体内で一時的な酸化ストレスを起こし、抗酸化力や免疫力向上、コラーゲンの生成促進などの効果が期待できます。

シミやそばかす、肌のハリ不足などの症状にお悩みの方におすすめです。

その他の​美容点滴・美容注射​

上記の他にも、下記のような美容点滴や美容注射があります。

ニンニク注射 疲労回復、活力増強、二日酔い、ストレス解消、風邪気味の方向け
疲労回復注射 代謝機能の改善、ビタミンの活性化を促進・慢性的な疲労の回復や・集中力が必要な時
二日酔いスッキリ点滴 アルコールで失われるビタミンの補給と脱水症状の改善・飲み過ぎや二日酔いの体力回復

疲れが溜まっているときや代謝改善を行いたいときなど、必要に応じて治療を受けるのがおすすめです。

まとめ

アンチエイジングとは、老化に抗い、若さをできるだけ保とうとすることです。

老化は、糖化や酸化、成長ホルモンの分泌減少などによって進むと考えられています。

規則正しい生活やバランスの取れた食生活を心がけることにより、エイジング対策ができるでしょう。

さらにアンチエイジングに力を入れたい方には、美容点滴や美容注射がおすすめです。

治療を受けることで、酸化を抑えたり、コラーゲンの生成を促進したりする効果が期待できます。

国際ハートスリープクリニックつくばでは、アンチエイジングへの効果が期待できる美容注射や美容点滴による治療を行っています。

気になる症状に合わせて適切な治療をご案内しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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